■ Visual Nexus MCUという選択

ハードウェア型のMCUは非常に高額である。最近になって市場投入された「比較的安価」といわれる製品でも、同時12拠点接続できるモデルで約400万円もする。10拠点以上を1画面の中に同時表示できる機能を売りにしている製品も存在するが、実際は個々の映像サイズが小さくなり、臨場感のあるコミュニケーションは実現しにくい。大多数のユーザが多くても4画面程度で運用しているのが実情である。

 ■ ソフトウェアベースのMCU

XeonやPentium4などのIntel社製のCPUを搭載したLinuxサーバを準備し、Visual Nexus Meeting Server(同時10拠点ライセンスで198万円)をインストールするだけ。サーバマシンを別途調達するとしても、同時10拠点を接続できるMCUを200万円台前半で購入することも十分可能である。もちろん映像や音声の品質は、ハードウェア型MCUと比べても全くひけを取らない。複数拠点からの音声を聞きやすく自然な音声にミキシングし、また、最大で4拠点を同時表示(CP4)することも可能である。

ファイアウォール/NATをセキュアに越える仕組みや暗号化が必要であれば、Visual Nexus Secure Transportというオプションを追加購入すればよい。ハードウェア型MCUのほとんどは、ファイアウォール/NAT越えをサポートしていない。よって、ネットワーク側で何らかの対策を講じなければならない。


 

 ■ ゲートキーパを標準搭載

Visual Nexus MCUはゲートキーパを標準搭載している。ゲートキーパは、H.323通信における認証、アドレス変換、帯域制御などを行うもので、会議室や端末の管理・呼出を実に簡単にしてくれる。もっと具体的に説明すると、利用者は会議室や相手端末をIPアドレスではなく、H.323エイリアス名(ゲートキーパー内で管理される固有の名前で任意の数字やアルファベットを組み合わせる)で呼び出せるのである。DHCPのような端末に固定IPアドレスを割り振っていないネットワーク環境でも呼び出しを行うことができる。

一般的にハードウェア型のMCUは、ゲートキーパが内蔵されておらず、別途ゲートキーパ製品を購入するか(100万円以上)、オプションでゲートキーパ機能を追加する必要がある為、大幅なコストアップとなってしまうのだ。「ゲートキーパを使用しなくても通信できる」とうたっているMCUが存在するが、会議に参加するには「管理者からの一斉呼出」を行う以外にない為、後から遅れて参加することができない等、導入ユーザにとっては非常に使いにくい。

 

 ■ ソフトウェアMCUならではのメリット@ 〜中・大規模導入時の初期費用

端末を含めて中・大規模で導入を検討する場合、Visual Nexusの採用は大きなコストメリットをもたらす。
10拠点程度の場合にはハードウェア型MCUでもさほど大きな問題にならないかもしれないが、20拠点を越える規模になるとどうだろうか。たとえば25拠点を同時接続する場合、上述の400万円/9拠点のハードウェアMCUで構築する場合、1,200万円にもなってしまう。ところが、Visual Nexus MCUの場合は、同時25拠点ライセンス400万円+サーバマシンとなり、トータル500万円以内に収めることも可能になる。

さらに50拠点ともなると、ハードウェア型MCUでは5,000万円を越える為、現実的に導入できる企業はほとんどなくなってしまう。Visual Nexus MCUならば、ソフトウェアライセンス650万円+サーバマシン費用で済む。

 

 ■ ソフトウェアMCUならではのメリットA 〜システム冗長化の為のコスト

もう1つのメリットは、システムの冗長化を考慮する場合の費用である。
たとえ管理や設定操作が如何に簡単なものになろうと、MCUは一般的なOA機器とは性格が根本的に異なる。ビジネスにおける様々な意思決定・情報共有のコアコンポーネントであるゆえ、「万が一の」ダウンに対しても迅速に復旧できるように備えておく必要がある。この点については、ハードウェア型MCUでもVisual Nexus MCUでも変らない。しかし、400万円のハード型MCUをコールドスタンバイさせておくには、保守交換用にもう1セット購入して持っておかなければならない。しかし、Visual Nexus MCUの場合、数10万円のサーバマシンを保守交換用に買っておく必要があるものの、MCUのソフトウェアライセンスは追加で購入する必要がない。この点はオンラインミーティングの本格的運用を考えている大手企業がVisual Nexusを選択する大きな理由の1つになっている。


 

 ■ PC端末がブレイクする

PCで作成した様々なデータを遠隔地にいる相手と共有しながら、さらに、必要に応じて互いにそのデータを加工編集しながら、ミーティングを行いたいという企業ユーザが急増している。このような運用を望むなら、ポリコムやソニーのテレビ会議専用端末は実に使いにくい。オプション装置を別途購入してPCの画面を見せることはできるが、相互に編集したり加工したりすることはできないからである。

データ共有だけではなく、仕事に必要なあらゆる情報のキャビネットとも言えるPCは、最高のモビリティを発揮するオンラインミーティング用の端末と言える。デスクの上、会議室、駅やカフェ等のホットスポット、出張先のホテル、自宅など、ブロードバンドでインターネット接続できれば、いつでもどこでもオンラインミーティングができるのだ。

Visual Nexus MCU+専用端末を利用した多拠点接続の次のステップ、それはPC端末を活用した本格的なオンラインミーティング環境の構築である。その為にはVisual Nexus Endpointを追加導入すればよい。

高品質・高性能・高機能のPCエンドポイントを製品ラインナップに揃えているのはVisual Nexusだけである。


まだハードウェア型MCUを候補に入れますか?


 

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